2005年06月12日

企業の価値とは?【古尾谷】

こんにちは。
古尾谷です。

はっきりいって今回は長いので、興味のない人は飛ばしてください。
でも合宿には関係あるんだなあ、これが。

本日はOB・OG会ということで、
ABSのOBで、現在「ハコモノ」再生を事業にしている
深田氏の講演会が行われました。

講演の詳細は他の人にお任せします。
今回、私は深田さんのお話に関連したことを書きます。

現在、私は「CSR(企業の社会的責任)報告書」の
内容コンサルのようなことをしています。

CSRというのはもう、世界中で流行っておりまして、
「CSR、何それ?」という人は、
ビジネスのアンテナが立ってないといえるかもしれません。
(勉強して下さい)

今週発売の『NEWS WEEK日本版』にも、
世界企業500社ランキングという特集で、
財務と同時にCSRを評価してランク付けがされております。

CSRとは何ぞや、は前提知識として話を進めます。
(勉強してください)

さて、深田氏は、自治体が作った赤字のハコモノを、ただ廃止するのではなく
国、地域、国民の資産を再生する、という観点から
それらの再生ビジネスを行っている。

そこには、単純な損得だけではなく、
国、地域、国民の幸せについて考えられている。

ひるがえってCSRも、単純な経済的利益の追求だけではなく、
さまざまなステークホルダーの価値を考えなくてはならないとして、
経営の必須事項として浮上してきた概念である。

株主価値を追求するために、社会と共生しなければならないから、
CSRに取り組なければならない、ということだが、
果たして本当にそれでよいのか。

個人としての人間にはさまざまな価値がある。
頭のいい人、運動の出来る人、やさしい人、金儲けのうまい人。

それぞれに、それぞれの存在価値があるわけで、
絶対的な優劣は存在しないはずである。
それぞれの人生の目的も違っていいはずである。

企業も同じではないか?
金儲けが上手な企業、従業員にやさしい企業、社会に役立つ企業
企業だけが、必ず金儲けが目的である必要はないのでは?

株主も金儲けだけが目的か?
(もちろん)金をもうけたい、社会に役立つ企業を応援したい、
投資を通じて社会を変えたい、など。

尊敬される人間の条件とは、
能力があり、性格もよく、運動も出来て・・・
(これでさらにハンサム、はさすがに嫌われるんだなあ)
というオールマイティな人ではないですか。
そしてみんなそのような人間になることを目指す。
そしていつか挫折する。

企業も、いろいろあっていいと思う。
表面ではかっちょいいこと言っていても、
本当は金儲け最優先だということも当然だ。
人間も体があってのものだねだ(企業も稼がないと、従業員の生活があるしね)

最低限の利益をあげて、ではその後は?
数十年後には状況はかなり変わっているかもしれない。
さて、企業の価値とは?

というわけで、合宿でもこんな感じで、
企業の価値、ミッション、社会的意義を問われる企画を用意しています。
(結局これなのね)

皆様、期待していてくださいね。

古尾谷でした。

posted by 幹事会 at 01:06| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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